陰気な青春ものの小説や大量に分岐するアドベンチャーゲームを作ったり、少女向けトラベルミステリの研究本を書いてる途中だったりします。
この範疇を「オタクかどうか」とも切り離して「言葉があった方がいいんじゃないか」と思ったのは、昨今は非オタ界隈でBL、ブロマンスに盛り上がる人達がめちゃくちゃ増えたせいです。元々男女の組み合わせなら同じことをしていた人が多かったので「この界隈を定義できる言葉がないと後でめちゃくちゃ困るな」と思いました。
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shipperっていう言い方がそもそもあるみたいですね。ただこれをそのまま日本語に持ってくるとニュアンスがかなり変わってしまいそうな気がしています。
カプ厨はさすがに対象に対して下に見る、攻撃的なニュアンスを含みすぎていますし。
カップリングオタクだと二次創作などの界隈のオタクをイメージされそうなので、そこも外した定義となると難しいです。
アイドルやアニメや漫画のキャラクター等において、特定の2人が特別な関係になる状況を空想して楽しむような人という意味で用いられることのある言い方。Weblio国語辞典では「シッパー」の意味や使い方、用例、類似表現などを解説しています。
www.weblio.jp絶対「うちで使える役者の範囲でやりくりする必要上調整したい」という問題があるだろうと思うのに、そこについては原作サイドには伝えられないのでえぐいことが起こってる気がする。全員オーディションとかなら話は別だろうけど、多分そうじゃないんだよね。
ちょっと設定つまんでほぼオリジナルでやっちゃえ作戦が不可能な状態になっていれば、今みたいな状態はある程度減るはず。ただ、キャスト配置から逆算して原作を探すタイプのものだと、どうしても改変前提になってくる部分はあるだろうとは思う。
あとは配信系のように「全ての撮影が終了した時点でないと放映できない」システムで固定するとか以外に方法はなさそうな気がする。「文句言ってるのスルーして放映しちゃえばこっちのもん」ができなくなれば今回のような悲惨なことは起こらない。
でも「契約書に原作者は改変に文句を言わないと織り込ませる」はさすがに無理すぎるだろうし(そんなに条件が悪かったらまとめて外資や映画などへ持っていかれそう)、せいぜい「改変希望がある場合は契約時点であらかじめ全て詰めておく」とかかなあ。
文章を「絵に付随する情報」としか思ってない人は結構いますね。多分彼らは本当はあんまり文章は読んでいないんですよ。文章、物語は「絵に付随する」情報で、それ単独では判断できないのかもしれないという気がしています。
つか「作家ってみんなこういう感じ?」と質問したら、作家の大多数が重々しく首を振り、1割くらいは「大体こんなもん」とか「みんなもっとおかしいよ」と言う気がする。
いえいえ、一応スポーツものですが、設定やストーリーの進行が完全に異能デスゲームものなんです。無料で出てるタイミングなどにちょっと読んでもらえれば「あー、こういう意味か」と伝わると思います。(ワタシの中では『ブルーロック』は『トモダチゲーム』と同カテです)
まあこのへんは標準だと思わないといけないんだけど、困るのは「こちらが何を思っているか理解しているかテストしてやる」タイプ。これを標準だという世界は万難排して拒絶したいし、身分、地位の差があってとんでもない不利益が生じない限り前提は全力でぶっ壊しておきたい。
ちょっと前に「作りたいから作る」至上主義としか思えない発言の人と揉めてえらいことになったんだけど、個人的にはあれはこちらをへこませたいからそういう論法だっただけで、他の時には簡単にその発言を引っ込めそうな気がしている。
そういう「自作しないと手に入らない人」に対して「そのカプがないなら、他の人が作るまで待てば? 自分で作るなんて不純!」なんて言う人はかなりアレだと思うんだけど、そういうものなんだろうか?
でも読むのが好きで「こういうのが読みたい」というのにはきりがないので、既製品だけで探すと手に入らないので自作する。マイナーカプの同人みたいな感じで作っている。
このへんが出てくると男性の問題として「自分と血の繋がった子供以外は可愛くない、育てたくないor育てられない」タイプとのマッチングが最悪になるので、全くうまくいくような気がしない。もちろん女性にもこういうタイプはいっぱいいる。ここを無視しようとするとシングルマザーが負担少なく育児できる状態がないといけないし、「我が子ならぎりぎり可愛いし育てられる」というそれなりに多めの層を捨てることにもなる。どんどん不可能案件に近くなってきた。
「産むだけなら何度でも産んでいいけど育てたくないor育てられない」タイプの人の近似値として「セックスの結果できちゃったら何度でも産んでいいけど育てたくないor育てられない」タイプと「セックスは嫌なので自然妊娠以外の方法なら妊娠してもいい。それなら何度でも産んでいい」というタイプもまあまあいるので多分いろいろ無理だろうなと思う。
恋愛ものに対してかなり強い欲求があるので、「恋愛ものじゃなくてよくね?」と言う時に大変肩身が狭いというか、非恋愛ものを書いてる時に「恋愛ものにしてプリーズ」という人にどう円満にお引き取り願うか悩んでいた自分としては「いい方法はないっぽい」という気付きを得たのでどうしたものか。
男女ものの場合は男性読者も女性読者も自分の性別側を「自分ごと」として読むし嫉妬もする。あからさまに違うのは「百合に挟まりたい男」はよくいるけど、「BLカップルに挟まりたい女」は多くないというところか。
ついでに男女で比率が著しく違う項目も見てみた。男性が「1位=相手を征服したいから(女性の約7.2倍)、2位=性的な快楽のため(女性の約2.8倍)、3位=ストレスを解消するため(女性の約2.1倍)、4位=なんとなく(女性の約1.2倍)」、女性が「1位=義務だから(男性の約17倍)、2位=相手に求められるから(男性の約6倍)、3位=子どもが欲しいから(男性の約1.8倍)、4位=愛情を表現するため(男性の約1.1倍)」これも面白かった。