燃えすぎじゃね?
燃やす じゃない 燃える
金剛の左目、幸福の定義が
「さそりの業火」であることが確かになったな。
イチカワさんがその通り仏典を読んでいるということの証拠に、
ふぉすが「お前らを太陽に縛り付けて永遠に“燃やす″苦しみを与えても構わない。でもしない、やっとわかりあえたね。」って言う。
対して、人間の慣れ果てはふぉすの苦しみを十分わかっていながらありがとう、と頭を下げて消えていった。
でも本当は、ふぉすの体に、かすかな人間の気持ちが残っていたんだよ、という完全なる自己犠牲を描きたかったんだね。
だから肉体と精神を物質的に分けた大冒険を描かなくてはならなかった。