アニメーション関連のデータ整理に携わっています。
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「コーヒーを一杯 タバコを一服 会話を楽しむ 人生を楽しむ」(『コーヒー&シガレッツ』)
数ある異世界もののなかでもとりわけはっちゃけた口当たりが魅力の『このすば』だけど、いざキャラクターたちの間に流れている互いの好悪感情が顔を出す際には、その〝生臭さ〟を完全には拭いきってないようなところがあって、それは本作にノるにあたっての肝だよなーと個人的には思っていたりする。
『この世界の片隅に』を観てもその程度の感想しか浮かばない貧困はこのさい別にいいんで、そのお粗末な全体主義思考を「リベラル」みたいなコーティングで包んだ代物で「正しさ」ヅラしてるんじゃねえよ、……みたいなことを思いました。
『この世界の片隅に』を観て出てきた感想が
「国の指導部に怒るという思考回路が全くない。天災のように我慢し工夫し乗り切ろうとする。思考が異様なほど受け身」
だという人は、私には「一億総玉砕」を叫んだ手合いと同類に見える。なるほど「現在の日本と昭和の大日本帝国はいろいろと似ている」。
「なぜこんな悪に反抗しないんだ(私はしているのに)!」という憤り方で「極限の状況下で〝生活〟をひたすら生きようとする人間」を侮蔑するこのジャーナリストは、「なぜ(私と同じように)国家に尽くさないのだ!」と叫ぶ全体主義者と同様に、個々のかけがえのない生活を軽んじている輩だと思う。
「私が好きなものを嫌うあいつ(ら)は間違っている」とか「私が嫌っているものを好むあいつ(ら)は間違っている」的なことを身体化してしまってる類の人は常にいるので、問題はそういう人といかに関わり合いにならないようにするか、「権力」を持たせないようにするかだと思う。なので選挙にも行く。
例えばウィル・スミス主演の『WWW』がめっぽう面白い大傑作だとまでいう気はないとしても、私はあの映画のことを思い出そうとすると幸福感がじんわりと浮かんでくるのがわかって、そしてそういう感覚は「面白い」とか「歴史的傑作」とか「当たったコンテンツ」とか「クオリティ」とか、そういうもろもろの言葉とちょっと途切れたところで、しかし確かに映画を観るありがたみの非常に重要な部分を構成しているし、そういうものを取りこぼして知らんぷりなような「映画/アニメを語る言葉」を、私はあまり信頼できないでいる。
感情論を「これは感情論ではない、なぜなら〜」の類で《感情論ではない公正で客観的な論理》に仕立てて正当化することは、じつに多くのアンフェアの元になると思っています。イデオロギーの左右を問わず、この手の正当化をふるいたがる手合いには抵抗したい。
真摯な回答でありつつ、言葉選びのゲイも発揮されていて秀逸だと感じました。
例えば今日のジャンプ+更新の『SPY×FAMILY』最新話を、世界中に読む人がいることの意味、あるいは本誌の『ヒロアカ』最新話が、世界中で読まれることの意味、それは「ニッポンバンザイ」的なことを遥かに超えた「意味」を形作っていると思います。
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アプリなら『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』『怪獣8号』などオリジナル連載が初回全話無料で読める!人気マンガを毎日無料で更新中「少年ジャンプ+」。
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「父に引退する気なんてない」 宮崎駿の息子・宮崎吾朗が明かす父親の素顔
https://www.dailyshincho.jp/article/2024/05111056/?all=1
今年3月、スタジオジブリが企画監修した「ジブリパーク」(愛知県長久手市)が全面開園した(予約制)。…
www.dailyshincho.jp今週日曜日の深夜アニメ番組、フジの『鬼滅』、TBSの『鑑定スキル』、テレ東の『ブルーアーカイブ』、TOKYO MXの『ヴァンパイア男子寮』が被るという事態になってるんだなー。
ジャンルと表現媒体を問わず、
「エロ表現はくだらない、そんなものより〝もっといいもの〟があるんだからこっちにすべきだ」
というロジックは、様々ある「表現規制と排斥を正当化する理屈」の中でも私が最も嫌悪する物言いに属する。お前の〝もっといいもの〟ジャッジなんざ知るか、としか思わない。
「でも僕はあえて性別を隠すようなことはしていませんし、プロフィールに性別がわかる記載をしています。 そこまで描き手の性別に拘りがあり気にされるのならそちらも「配慮」して自衛をして頂けませんでしょうか」難癖でしかない投稿に対する極めて紳士的な応対だと思った。
https://marshmallow-qa.com/messages/8b7eb932-aaa8-4d0f-af41-f73914b475de?utm_medium=twitter&utm_source=answer
にくまろさんの回答「マロありがとうございます。
大袈裟かもしれませんが人生で初めて受け取ったマロでした。
本が良かったと言ってくださってありがとうございます。
また驚かせショックを与えてしまったことに対しては申し訳なく思います。
大分昔の話ですが女性のサークルさんの本を購入しようとした時に確かに渋られた事がありました。
なるほどそういう考えがある事自体は理解できます。
ただ僕はあなたとあなたの周りの方とは違って、描き手の性別や読み手の性別が作品の良し悪しや共感性に影響するとは思っていないので価値観の相違だと思います。
その作品に相応しい性別の方が描いていないと作品の価値が下がるのでしょうか。
そもそも相応しいというのはどういう基準なんでしょうか。
配慮に関してですが性別がわからないようにするためにはイベントでスペースに立つことを断念せざるを得なくなり、活動に支障をきたしてしまいますので性別がわかる方向で考えるしかありません。
でも僕はあえて性別を隠すようなことはしていませんし、プロフィールに性別がわかる記載をしています。
そこまで描き手の性別に拘りがあり気にされるのならそちらも「配慮」して自衛をして頂けませんでしょうか。よろしくお願いします。」
https://music.apple.com/jp/album/where-is-my-mind-2007-remaster/1027465077?i=1027465608
この個人的感想がどれくらい伝わるかわかんないけど、自分はもしTMに木根尚登がいなかったら、ここまで切実な屈託をこのバンドに持たなかったように思っています。〝Your Song〟が、小室と木根の合作による曲だってことは自分にはとても大きい。
https://www.youtube.com/watch?v=mPuu9HNUcN4
With english subtitles +credits. My favorite anime!
www.youtube.com(´-`).。oO(「ジブリ関連の作品に関わったことのあるスタッフが参加している」……というのを「ジブリ映画」みたいに言うコメントが無批判に拾われてるっぽいのは、それはちょっとどうかと思う)
インドで未だに日印合作の『ラーマーヤナ ラーマ王子伝説』を好きな人の声を集めた動画。/【海外の反応】実はインドで国民的人気を誇る日本アニメ。ボリウッドが最新作で立ち向かうも、インド国民から「日本に任せておけ」との声が上がる! https://youtu.be/S9gF1rfuvNs?si=XxIc9KrvhoW6qVmv @YouTubeより
今回はボリウッド最新作と日本アニメの比較に関する海外の反応をまとめました!01:16 海外の反応#海外の反応#ボリウッド
youtu.be昨年秋に購入してアップデートも14に更新済みのXperiaを使ってるけど、普通に画面下に3つボタンが出る形だなーと思って調べたら、ジェスチャー方式がデフォルト(3つボタンに戻すこともできる)みたいになってる機種があるんですね。
小室哲哉作品私的ベスト❸:TMネットワーク"BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)"
https://music.apple.com/jp/album/beyond-the-time-%E3%83%A1%E3%83%93%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%82%92%E8%B6%8A%E3%81%88%E3%81%A6/1536721272?i=1536721285
黒沢清監督『回路』で人が落ちるシーンは、なんていうか「取り返しのつかないことを目撃してしまった」感がすさまじくて強烈に印象に残っている。ホラーというジャンルがどんどん壊れていく過程のような映画なので、そこへの賛否はあって当然だと思うけど、すごい映画だった、という感想は変わらない。
例えばAIについてであれ、アニメ制作現場の実情であれ、聖地巡礼であれ何であれ、「自らの手を汚して関わるつもりの人」とそうでない人では、発言の内実がまるで違うというのは体験的に思う。このあるなしに比べたら、賛成か反対かの対立は瑣末事に感じるくらい、「手を汚す肚」のあるなしは決定的だ。
小室哲哉の大ファン、というほどの熱量を持ち合わせてない人でも、それぞれにとっての「私の選ぶ小室哲哉ベストワークス」の候補はある……そういう人はきっと私を含めてかなりいる気がする。私だと、まずは岡村靖幸と競うように多数の名曲を書き上げた、渡辺美里『Lovin' you』の中からですかね。
下手するとニルヴァーナより好きかもしれないくらい偏愛してるグランジ勢のバンドなんだけど、検索すると後発のインパラ一派のバンドのほうが優先して出てくるのは悲しい。これは1stの一曲目で、跳ね過ぎないグルーヴ感がいたく気に入っています。
Pond "Young Splendor"
https://music.apple.com/jp/album/young-splendor/3246797?i=3246766
下手するとニルヴァーナより好きかもしれないくらい偏愛してる「グランジムーブメント」勢のバンドなんだけど、検索すると後発のインパラ一派のバンドのほうが優先して出てくるのは悲しい。これは1stの一曲目で、羽過ぎないグルーヴ感がいたく気に入っています。
Pond "Young Splendor"
https://music.apple.com/jp/album/young-splendor/3246797?i=3246766
新宿の「らんぶる」、昔は買い物帰りにふらっと入れる感じだったけど、一、二年くらい前からは列に並んで入るような店になったなー。もちろん、並んでまで喫茶店に入る、なんてことする気はさらさらないので、回れ右でご遠慮するんだけど。
アマプラにて『ゴジラ-1.0』と『ゴジラ-1.0/-C』、そして『シン・ゴジラ:オルソ』の好きなシーンを拾い観しながら、この2つの映画のどちらか一方でなく両方を好きになれた幸福感を噛み締めている。『シンゴジ』はやはり出だしから、少くとも総理の死ぬあたりまではほんとに一瞬も隙間なく素晴しい。
『マイゴジ』はやはり水上で遭遇してからの追い掛けられるシーンは何度観てもワクワクする。あの距離感に迫ってくる感じを表現してくれた白組への感謝がわきあがる。そしてどちらのモノクロ化も素晴しい。色が引かれることで却って生々しくなる感じがあって、ちょっと『飢餓海峡』を思い出したり。
例えばアニメ『アンパンマン』を観て「リアルな死が描かれてない」「戦いの残酷さがない」的な難癖をつける人はあまりいないし、いたとしても「そういう見方は妥当じゃない」と思えるのは、それはなぜかということを、もうちょい考えた方がいいんじゃないの……みたいに言いたくなる人はたまにいる。
『アンパンマン』は、リアルさや厳しさの欠けた、幼稚な作品なのか。そんなことはない。没入して観ている中で、作品内で語られている真剣なことを、作品の対象年齢が今の自分より低めに設定されていることを超えて受け取ることができる。映画を、こちらから受け取りに出向く姿勢は、常に大事だと思う。
ホール&オーツ解散 ジョン・オーツに続きダリル・ホールも正式に終わったことを認める - amass https://amass.jp/174920/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR2JHCyXXA8U-1yOvTDJ9G4qV55zkZexgz9DFA4u-ARu6HgxNBfaiiXEqns_aem_AaBJRPJiBLF6xrWufLYKzaVDj0HgQ7i_-gMz-1JbUu6zqk0gDVsnmBhJOd6hICwVdltNojQWIC2QzzLLUz7Qi93C @amass_jpより
小津の映画をジーッと見ていますと、そのような時に人間がどうしなければいけないかということを、物語の側ではなくて、実際に映画を撮っているその現場において、はっきり示しているように思います。その点では、小津の映画は人生の映画であるわけです。」
(蓮實重彦 1988年 於河合塾)
「ある時、危険なものと遭遇するであろうという予感がなくて世の中を生きていくというのは、ある意味で非常に安心できることだし、また未来に対するパースペクティブも見えてくることで、いいことです。けれども、おそらくこれから皆さん方が生きていかれる間は――僕の生きていくこともそうなると思いますけれど、やはりどこかである時、非常に危険なことが起こり、その危険なことに対処するために、何かを犠牲にしたり、何か思いがけない飛躍をしなければならない場合が、多分くるであろうと思います。
例の途中で映画を出る漫画の話について思うのは、◯自分は今のところまだ映画館で途中で出たことはない。◯でも途中で出たければ出ればいいと思う。誰もそれを禁じていない。◯面白くないと思ったら出る「べき」だ、なぜなら~とか言われたら、大きなお世話だ、としか思わない。
……という感じです。
映画を途中で出る習慣がないのは、まあ貧乏性なんでチケット買ったんだから最後まで観よう、って考えがまさる、っていうのもあるし、それに「つまらなかった」という体験って、存外あとで効いてくるっていう経験則があるっていうのもあります。「完全に無駄な時間」とは思っていないっていうか。
今日から本格始動した『僕のヒーローアカデミア』7期のTKが歌うOPを眺めていて、そうか、ボンズももう25周年になるのか、と、その前段といえる『天空の エスカフローネ』(96年)や『カウボーイ ビバップ』(98年)の新鮮な記憶が、その25年間より向こうの体験になるということを、改めて噛みしめる。