20↑のオタク 水受け
水という人間はもういないから確かめようもないんだけど、もしも水が告げることを選んでいたら、自分はどうしたのだろうなって、告げないことを選んだ水の意思を受け入れつつ、でもほんの少し恨めしくも思いながら映像を眺める父なのでした、という話。
その中で、どうやら幼い鬼が撮影者になって父や水を撮った映像というものが残っていて、父はそれを見るのは初めてだった。映像はぶれぶれだけど、まだ若い水の姿を久しぶりに見れて父は嬉しくなる。ただ映像の中で水が自分に向けている視線があまりにも優しくて愛おしそうで、その時初めて父は、あっ、て気付く。水、お前そうじゃったのか。
ここまで父は一切水の気持ちに気付いてなくて、それは父が鈍かったんじゃなく水が完璧に隠しきったからなんだけど、水がほんの少し見落とした映像で、気付いてしまった。
と言っても本人は亡くなってるし何ならお盆に何回か帰ってきたりしてたけど今はそれもないから多分もう生まれ変わってて
父←水のちょっと寂しい話。
父水は友人のまま水が大往生の末亡くなって、父は寂しいと思いながらも水との思い出を胸に生きていたけど、ある時鬼が古いテレビとビデオデッキを手に入れてきて、何だと聞いたら「水さんのこれ、見られなくなりそうなので」ってビデオテープを指す。水は一時期ビデオに凝ってて鬼を撮ったテープがいっぱい残ってるけど、父も鬼も水が亡くなってからは見ていなかった。ただ、もうビデオを見れる機材自体が少なくなってきたので、一応確保しておこうということらしい。
せっかくなので古い映像を見返してみると、まだ幼い鬼やにこにこの父はいるけど、撮影者は大抵水だから、水の声はすれど姿はほぼ映っていない
きたくんが小さいころは、👻族だから別に寒くないって言っても冬はみずきにもこもこにされたものだけど、きたくんがちょっと成長したら、逆に人間は温度変化にめちゃ弱いって学んでしまったからみずきがちょっと「冷えるな」って言っただけで無言で毛布でぐるぐる巻きにするようになる。
「👹、俺は自分で防寒できる」
「この前酔っ払って玄関で寝て風邪引きましたよね」
「……」
自分を大事にすることについてみずきを微塵も信用していないきたくんの鬼水
ううむ、誰か書いてと言ったものの、あまり人におねだりするタイプの話ではないんですよね…書いてもらえたら嬉しいですが。
考えてた話は淡々と二人の日常を切り取ったほんとに短い話の短編集みたいな感じで、ほとんどストーリーはなく、大きな衝突やすれ違いも起こらず、二人の関係性も最初と最後でそんなに変わらないけど、ただ、2話目の話では水が父にふとした拍子に抱き寄せられて「何だよ…」って身構える描写があったのに、7話目では同じことされても当たり前のこととして流してる…みたいな、小さな描写とエピソードの積み重ねが見えるやつが読みたいなって
父水で、食事は一瞬で掻き込むし寝ればうなされるしそういう関係になっても「前戯とかまだるっこしいさっさと突っ込め!」って言い出す三大欲求全部下手なみずきが父と少しずつ生活を丁寧にしていく「食う寝る交わる」みたいなタイトルの話書きたいって思ったけど日常もの書くの苦手なので誰か書いてほしい
お友達と話が盛り上がって来年2月の父水オンリー出るか!?ってなったけど、そういや別のお友達と出るか!?って言ってた鬼水オンリー3月じゃなかったっけな。まあ…………いける!!
伊零、千年以上生きる鬼と人間の若造で協力関係で師弟で以前は敵対もしててお互い辛い過去があって…私の好きなやつですがな。てか物語の特性上、人外×人間カプが豊富すぎる。ありがとう、ありがとう
なんか前に鬼水の鬼からちょっと生々しい相談されるれいくんとか言ってたけど、対等な立場で相談に乗れるようになってしまうじゃん
鬼「みずきとこういうことをしてみたいんだが」
零「馬鹿!妖怪と人間の回復力の差を考えろ!三日は寝込むことになるぞ!」
鬼「具体的だな」
みたいなことになってしまう
閻魔様が、犯罪者の魂の重さで地獄の底を支えているのでそれがないと地獄と現世が繋がりますみたいなこと言い出したけど、もっとちゃんとした設計にできなかったん!?ていうか奴らが捕まったん平安時代とかじゃなかった?平安以前は繋がりっぱなしやったん?
ぼろぼろになって辛い苦しい思いをしてまで他種族である人間を助けるのがみずきという一人の人間のためなの絶対みずき本人はそんなことする必要ないって斧振り回すだろうし、めちゃくちゃ萌えるけど中々に危ういなあと思ってはいたけど、きちんと、自分がそうしたいからするって言える日が来るのだろうか
四将編、何故人間を助けるか聞かれたきたくんが、恩返しのためだけどそれだけじゃないみたいに答えてたり(実際四将を捕まえるのは姉さんやまなちゃんのためだし)主要キャラのれいくんが、敵というよりはお互いの信念が許し難いみたいなライバル的な立ち位置だったりで、今までより、きたくん本人への「お前は何故そうするんだ」が問われてるのかなーなんて思ったりして
きたくんは一方的な排除とか支配とかが大嫌いってのは最初のうちからそうだけど、序盤は人間そのもののことは嫌いで線を引いていて、だけど人助けはするしそれは世話になった人間みずきへの恩返しのためっていうけっこう複雑にねじれた状況だったんだけど、名無し編までで人間のまなちゃんときちんと絆を結んだことで、それ以降の話って、あなたが人助けをするのは何故?という問いに対して、「みずきのため」以外の、きたくん自身はどうなんだ、という話をやっているのかしらと思ったりする
鬼水の民なので姉さんにはちょっと申し訳ないなあとは思っておりますが、それはそれとしてアニメ観てると、姉さんいけ!!そこだ!!お前ならあのクソ鈍天然タラシを落とせる!!みたいな気持ちにはなる
龍賀の霊力は女性に受け継がれるから、まろは嫁取りを許されなかったのかなとか思うけど(霊力の低い長男の息子とか厄介だし)おとめ様がさよちゃんに対してあんな感じなの、霊力の高い後継ぎが生まれなければ自分たちの身が危ないってのもあるのかなと
龍賀一族、自分たちへの恨みを敢えて増幅させて利用するという手法を取ってたけど、それで恨みが膨らみ続けるのに対して結界は劣化していくからみずきが介入しなくてもどこかで限界はきたんだろうけど、じじいだけは、自分がいる限りは狂骨を制御できると心から信じてたんだろうな
これの前の伊吹丸の話でも、人間が勝手に野山を削ってダム造ったんだから、こっちが勝手にダム壊して下流の人間がえらいことになっても、それは知らんがな、ってのも人外の正論だなと思いました。それはそう
村に繁栄をもたらしてくれるけど、祀り続けなければ祟りが起きる神様の話、昔のジャンルでいくつか書いたことあるけど、現代の人間の社会には確実に合わなくなったスタイルを「受け入れろ」と子や孫に強いるのは横暴でも、神様からしたらまじで知ったこっちゃない話で
6期70話、シンプルにホラーですやん。祟りが実在する世界において、あの血筋しか番人ができないってなると、まじで個を犠牲にするか村を犠牲にするかしか選択肢がないし、ケントは前向きに受け入れたけど、もしケントにどうしても叶えたい夢とかあったとしても諦めるしかないのか
モブの死が駄目…ってこともないけど極力NGなのか、妖怪のせいでけっこう悲惨な状況にされたモブたちが、妖怪を倒したのでセーフ!って急角度で蘇ってくるよな
きたくん、ねずみをしばらく見かけないとそれだけで不安になってくるの面白いね
「最近見かけませんね」「何かやらかしてないといいんじゃが」みたいな流れ頻繁に見る気が
6期60話くらいまで見て好きな話はメモしてるけど、その中でも特に好みの話を萌え関係なく抜き出してみたらこんな感じ
17話 蟹坊主
23話 妖怪アパート
40話 さら小僧
45話 万年竹
54話 泥田坊
57話 吸血鬼エリート
なんかほとんどがおじさんの情と業の話に偏ってる
鬼水でなんか高位の妖怪の霊力腹に注がねえと死ぬみたいな呪いをみずきがかけられてきたくんが自分がやるって言うけどもちろんみずきは断固拒絶し「息子に抱かれるくらいなら死んだほうがましだ!」って言ったのがきたくんのアカンポイントに引っかかり、据わった目で「あなたは人間で僕は👻族だから、あなたは僕たちからすれば本当に短い時間で去ってしまう。だからこそ一分一秒でも長く元気に生きていてほしいのに、他でもないあなた自身が簡単に命を投げ出してしまうのか」「もういい。本当はあなたが許可してもしなくても関係ないんだ」「だってあなたがどれだけ抵抗しようが僕にはここであなたを死なせるつもりなんて毛頭ないですから」