すこやか
新しい家電のコードに絡まって敬人が部屋の隅で力尽きていたので「おまえ……そんな繊細で大丈夫か…?」って声をかけてしまった まぁ絡まらないようにこっちが段取りするのですが…
引越と勤務形態の変更に伴って買い物するゾーン等が微妙に変わったんだけど、行けるお店が爆裂に安くて心のなかの鬼龍くんとシーザーさんが毎回大袈裟に驚いている 庶民の感覚をもつおふたり
コーヒー以外にも手広くやっていくか…と思って紅茶にも手を出し始めたんだけど、マサラチャイを作る天才かもしれない(片付けは死ぬほどだるいのでしばらくやりたくない)
飲みに行ったその足で外れた網戸をなおしに来てくれるのは鬼龍くん向きかも知れないけど蓮巳くんは網戸ちゃんと直せそうなので紅敬案件ではないかもしれない…でも飲んでてここへ来る前に掃除をしていたら網戸が外れてしまってな…ってなる庶民感は紅敬かもしれない わからない 見てみないことには
こうがくんの「新しい世界をきみに見せたい」、本気で見せようとしてくれてる熱を感じるし見せてくれるかもしれないってこっちも期待してしまう 泣いちゃう
ここ何日かでけいとがすっかり掃除上手になってしまってさみしい たすかるけどもっとめちゃくちゃなことをする横で「こら!敬人!」とか言いたかった
兄の息子は鬼龍くんのことを「気が付いたらそこにいた、親族ではないけど自分に親切な不思議な大人」としてとらえている 身内ではないけどそのぶん親族だと近すぎてできない悩みがぜんぶ鬼龍くんに集まる
蓮巳くんの兄の息子(小6)(叔父に激似)に「おれのほんとの父親って実は敬人くんなんじゃないかなって…思ってて…」ってマジのトーンで相談されて「いや…それはねえだろ…たぶん…(おれのだし…)(おまえが生まれたころにはもう付き合ってたし…)」ってなる鬼龍くん
職場の方のお子さんが、ベンチにカステラを置いて遊んでたらカラスに取られて泣きながら帰ってきたという話を聞いて「もしや敬人では?」って歪んだ物の見方をしている 世界に偏在する概念上のちいさい敬人
⚪︎⚪︎ドラゴンって言われると惣菜ドラゴンの派生かと思ってしまう身体になってしまったので鬼龍くんもわたしのなかで惣菜ドラゴンの一種になってしまった あと一日元ネタを追うのを堪えていればこんなことには…
伊勢丹系のスーパーで惣菜をひやかしたときにお友達が「ドラゴンが興奮しちゃうじゃん!」って言っててウケた 今日元ネタ知ったばかりのドラゴンをすぐ出せる瞬発力が羨ましい
ライコウさん、思いのほかふらっと寝に来てて笑ってしまった 伝説の方があの感じでやってくるんだったら蓮巳くんが気づいてないだけで鬼龍くんも伝説のポケモンなのかもしれない…
引越があまりにもだるすぎて蓮巳くんの荷造りの手伝いにきた鬼龍くんが部屋の至るところから無限に出てくる本に言葉を失くすさまを想像して気を強くもってる なぜ本棚以外の場所から本が…?!
鬼龍くん伝説のポケモンでいてくれと思いつつりっぱなポケモントレーナーを目指す敬人にとってずっと初めてのおれの相棒でいてほしいので近所にいたふつうの子であってくれの気持ちもある
鬼龍くんには「泣いていいのは人生で三回だけ」のひとでいてほしいのでライブとかで感極まってほしくないんですけど、紅返礼歌のCメロで歌うのに詰まっちゃったときファンがかわりに合唱してくれるやつは見たくないというと嘘になる 性癖と解釈がわたしを真逆に引っ張っている