とりあえずTwitterの他にもつくりました。
作家・佐藤大輔氏、阪神タイガース、ミステリ(中でも本格ミステリ)そして競馬が好きです。
「薄ら…もうぐれが」のルビが「どうしようもない…くず野郎が」とは見事です(^-^;「もうぐれ」…流石に最近言われる事はなくなりましたね。子供の頃は結構言われた人いるんじゃないかな。
取られた事があるのですが(犯罪を犯した訳でも、被害者でもないですよ)私がまとまりも無く話した事を、こんなに上手くまとめて、こういう形式で記述するのか凄いと感動した事を思いだしました。勿論、事実を異なる事を書いている訳ではないですよ。
いえません。さりげなく置かれている手がかりとか私大好きなのですが、この作品も見事でした。そして最後の小佐内さんの小鳩君への言葉が…2人のこの後を想像したくなる。そんなラストでした。そして7月開始のアニメが更に楽しみになりました。「春期限定」から再読しないとかな…ここからは完全な蛇足。事件関係者がバドミントン部員とうだけで微妙に私、テンションが上がっておりました(笑)
そして、轢き逃げにあった小鳩君が警官が作成した供述書を見ての感想❬すごい。僕が喋った言葉がほとんど使われていない。❭これには思わず笑ってしまいました。私も以前供述書を→
しかし私はホラー小説苦手なのですが、耐性が付いたのか単に鈍感になってかたのか…ホラー小説としてもしっかり楽しめました。年始めに読んだ怖いと話題になっていた作品も平気だったし…ミステリ的に読むとそちらに意識が行くからなのかな?
そんな素敵な青春小説でした。
中江有里さん、最近ではタイガースファンという事でTLで見かける事が多かったのですが、私はやはり「週刊ブックレビュー」のイメージが強いです。
高いレベルで両立しているのは前作同様、 見事としか言い様がありません。ただ前作「凶笑面」とは少し受ける印象が違うな…と感じていたのですが、法月綸太郎氏が解説でその理由に触れられていて納得しました。この解説を読むだけのために購入する価値はあるかもしれません。今月発売の「写楽・考 蓮丈那智フィールドファイルⅢ」も当然購入しますが、その前に手持ちの新潮文庫本を再読してしまいそうだな…
このパートは日本仏教の戒律との関係、葬式仏教と言われている事に関して、そして神仏の関係…と私が以前から気になっていた内容で非常に面白く、読む事が出来ました。こうなると本地垂迹説関連の本も読みたくなりますね(ちくま文庫で最近出ていた…)
正に「再入門」という言葉にふさわしい内容の1冊でした。
だとは私も思ってはいませんし、仕事への意識、考え方についても歪な部分はあると思いますから、そういった事を考える材料としてもも面白い1冊だと思いました。
正直に言えば読んでいて❬お前は逆に仕事への意識が低すぎるのではないか?❭と言われている気にもなったりしました(^-^;
内容も当然多くありますし。非常に興味深い内容でした。太平洋戦争時のフィリピンにおける米軍の被害であるとか、そのフィリピンにおける治療、対策への寄付、大岡昇平の関わりなども全く知りませんでした。
いう視点、❬一種のヒーローとしての刑事❭から❬刑事のパーソナリティーの揺らぎ❭への変化という視点。面白いですし、成る程と思わされる事ばかりで…好きな作品の解説では思わずニヤつきながら読んでいました。刑事ドラマ好きなら読んで損の無い1冊だと思います。面白かった!
今日は祝日でしたから、BSで「はぐれ刑事 純情派」「あぶない刑事」をはしごして観ていました(^-^;そして「あぶない刑事」の解説で取り上げられていた20話「奪還」が明日放送という素晴らしいタイミング(笑)明日は仕事ですから録画して見ようと思います(^.^)
収録されている指揮官たちに関してもそうですね。なりより終章の「昭和陸海軍のコマンドカルチャー」では❬指揮統帥文化❭から日本の軍人たちの考察には深く頷かざるを得ませんでした。参考文献に上げられている書籍、手持ちで積ん読になっている本が何冊かありましたのでそちらにも手をつけたい思います。芥川賞作家、野呂邦暢氏の書簡の内容も引用されているのは驚きました。著作を探して読んでみたいですね。(氏のミステリ作品は読んだ事があるのですが…)
ドレッドノートさんにサイン本用意して頂きました。ありがとうございました。
継続希望です。蛇足ですが、私も解説の新津きよみさんの父親と同じく「平林」の文字を見ると思わず「たいらばやしかひらりんか~」となってしまいます。私の場合は子供の頃に読み聞かせてもらった絵本にその話があったのです。落語がもとになっていると知ったのは随分あとになりますが(^-^;
正直衝撃を受けたところもあります。終戦時の賄いのおばさんの言葉には…正に大河小説、様々な事を考えさせられた小説でした。「鐘を鳴らす子供たち」とは成る程❬あの子❭でつながるのですね。その後が知れて今回も嬉しくなりました。作中に登場する作家、林有美子のモデルは林芙美子だと思うのですが、彼女に関しては以前読んだ「昭和史講義❬戦前文化人篇❭」で日中戦争への従軍経験、戦後の経歴を知り、作品を読んでみようと思いながら未だに読んでいません。この作品を読んで益々興味が湧いてきましたね…
航空機用、しかも空冷式星形エンジンを転用する、その問題点や困難は素人の私にすら想像が付きますからね。戦歴も活躍の機会がほぼなく、乗員がフィリピンや沖縄では陸戦に投入され消耗するなど厳しいものだった事を知ると…色々複雑な気持ちになってしまう内容でしたが、全史というタイトル通り日本海軍における魚雷艇に関する情報を得るには過不足ない1冊だと思います。
ブルックナー、その音楽に関しては私もよく理解出来ていないというのが正直なところで…なのですがこの本を読んで聴きたくなりました。CDは何枚か持っていますので、ブルックナー団、ゆたきの語るところに注目して聴いてみましょうか。先ずは交響曲8番かな。
帯の小川洋子氏の言葉通り❬イタイ男❭なかなかのダメ人間ですね。ですが、私には莫迦にする事も笑う事も出来ないですね…でも流石に❬嫁帳❭は(…「読めばますます女性ファンが減ります」同感です(笑)
まとまりの無い感想になってしまいましたね…
ないのか…とか。何よりもユーモア溢れる語り口、そのお人柄が伝わってくる文章でした。同じくオックスフォード留学に関して書かれた徳仁親王殿下(今上陛下)の「テムズとともに」を先に読んでいました。併せて読む事でさらに理解が深まった様にも思います。特別寄稿の形で収録された父君寛仁親王殿下に関する思い出を綴られた文章も素晴らしいものでした。Twitterで❬バズった❭事により文庫化復刊がなされたともありますが、読むことが出来て良かったと思える1冊になりました。
各短編個々としても連作短編としても大傑作だと思います。「万華鏡」と「刻の花びら」が私は特に印象深いものでした。古内先生の作品、私はどの作品でも読み始めた時に❬嫌なやつ❭❬好きになれないな❭という登場人物が必ず出てくるのですが(主人公である事もしばしば)毎回読み終えた時にはその人物を理解出来る様になる、憎めなくなる、許せる…いや寧ろ大好きになってしまうのが不思議で仕方ありません(^-^;今回も2名程いらっしゃいました(笑)
クライマックスはもう…後半は文字通り頁を捲る手が止まりませんでした。前作も素晴らしかったですが、個人的にはそれを越えたという印象です。更なる続巻の予定もあるとの事で期待しかありません。
高校野球の一面が見れて面白かったです。先日読んだ須賀しのぶ氏の「夏空白花」や宮脇俊三氏の「時刻表昭和史」ともリンクするところがあってそこも楽しく読めた理由かもしれません。
で…見事です。近代日本競馬史に関する資料を読む中で廣澤弁二の名前は知ってはいましたが、旧会津藩、斗南藩に所縁のある人物とは全く知りませんでした。後半に語られる現在の日本競馬の課題や未来へ関わる部分も競馬ライターでもある著者だからこそ書けるもので流石としか言えません。競馬小説の傑作だと思います。
うさぎさんの写真が多いなと思っていました(笑)
正直こっちのアカウントどう使おうか悩んで(いや悩む程の事ではないのですが)いたりします(^-^;